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by manarin007
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最強の100玉そろばん!
2008年 12月 08日 |
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前回の記事を書きながら
「あ~!! そうそう、100玉そろばん!」
と、乳幼児期の取り組みを思い出しました

100玉そろばんは、お勉強というより遊びの1つになっていたので
息子の数の認識に、どれだけ重要だったか、きれいサッパリ忘れていたのですが
教えていないのに、3桁同士の計算ができるという事実に
大きくかかわっている取り組みの1つです

数の認識についての我が家の取り組みを、まとめてみると

1歳   (ドッツカード) (100玉そろばん) (生活の中でいろいろ、例えば)
         |          |            |
2歳       |          |         物の数をかぞえる
         V           |           数唱
3歳       :           |          すごろく
          :           V          ボーリング
4歳       :                      トランプ
          :                      パズル
5歳        V                      お買い物、など


生活や遊びの中で数を意識するということを中心に
いろいろおこなってきました

ドッツカードでは四則演算までを行いました
お子さんのタイプによっては、ドッツカードだけでも
モリモリ天才的な計算力を発揮されることもあるようですが
取り組みをしながら
「どうも、この子は、これとはちょっと違うような気がする」
と感じ、
実際に手に触れ、物を動かしながら数の認識ができるようなことを、取り入れていきました

そして、その時には、目にみえるような結果は出ませんでしたが
最近、徐々にこれまでにやってきたことが、表面化してきたのです


では、今日は、100玉そろばんについて、紹介します

最強の100玉そろばん!_b0137400_182823.jpg

100玉そろばんは、このように
1段に10個の玉がつながり
それが10段並んでいて合計100玉で構成されています

なので、数えながら目で実物を見ることで
10進数が理解しやすく
また、数の合成と分解
数の繰り上がり、繰り下がりなどが自然と身につきます

プリントなどで習わせるよりも
しっかりとした数や計算の基礎がつくられる最強グッズといえます


なにより、子どもはこれが大好きです
七田の教室でも、子どもたちの集中力が散漫になってくると
すかさず100玉そろばんを取り出し
少しの間、これを使うことで
子どもたちの注意をひきつけるといった使い方をしていたほどです


「どうなふうに使うの?」

① 数えながら、玉を動かす
    全部の玉を右によせ、
    「いち、に、さん・・・」
    と数えながら、玉を1つづつ左に動かします

    50という数がどのくらいの量なのかとか、
    10の集まりが10個で100になる、といった数の認識も養われます

    慣れてきたら、100から1まで逆にかぞえたり
    10個づつかぞえる10飛び(10、20、30・・・)
    5飛び(5,10,20,25・・・)
    2飛び(2,4,6,8・・・)
    などにチャレンジ!

    とくに5飛びをしっかり行なうと
    時計の針の読み方が上手になります
    息子も時計の読み方はスンナリ覚えてしまい
    「2時5分前」とか「2時5分すぎ」などの表現も早くに使い出しました

    さらに、3飛び4飛び6飛びと9飛びまで、どんどん、やってみると
    どうなるか?


    2飛び→2,4,6,8,10,12,14,16,18
    3飛び→3,6,9,12,15,18,21,24,27
    4飛び→4,8,12,16,20,24,28,32,36

    ということで、掛け算の九九が頭に入ってしまいます038.gif

    それも単なる暗記ではなく、実際の数として認識されているので
    非常に地頭力がつく!
    すごい!100玉そろばん!

② 数の合成・分解

   (10の合成)
    全部の玉を右によせ
    1段目は1つだけ左に玉を動かします
    2段目は2つ
    3段目は3つ
       :
    10段目は10個すべて左に動かします

    階段のような段々ができました

    つぎに1段目から、右手で右端によせてある9個の玉を
    左手で左によせてある1個の玉を
    「1と9で10」
    と言いながら、同時に真ん中に動かし合体させます

    2段目「2と8で10」
     :
     :
    10段目「10と0で10」

    (10の分解)
     10の合成の逆を行ないます
     中央にあつまった10個の玉を「10は1と9」と言いながら
     1個を左に9個を右に動かします
     「10は10と0」まで繰り返します

     この10の合成・分解をおこなうことで
     2にいくつ足せば10になるのか
     といったことが瞬時にわかるようになり
     また、繰り上がりのある足し算や、
     繰り下がりのある引き算ができるようになります

     実際に玉を動かすというのが効果的なんでしょうね

他にも、いろいろなことが100玉そろばんで出来ますが
全ては紹介しきれませんので
参考までに

見てわかりやすい100玉そろばんの使い方ガイドとしてのオススメ

「TOSS子ども百玉そろばんスキル①きそきほん編」
 :順唱、数の合成・分解、足し算・引き算(繰り上がり、繰り下がりなし)

「TOSS子ども百玉そろばんスキル②おうよう編」
 :足し算・引き算(繰り上がり、繰り下がりあり)、その他、飛び数の応用など

 各500円(40ページ)


ということで、いろいろ、ご紹介しましたが
このとおりでなくてもいいんです(爆)

チャカチャカ振り回したらマラカスみたいな楽器になるし
床の上を転がして車がわりにしてもいいし
玉で何かの形をつくってみてもいいし
(↑これも楽しそうでしょう?)

とにかく、目につくところに置いて
気が向いたときにカチャカチャやっていくうちに
いつの間にか、ひとりで動かして遊ぶようになったのが息子です

血液型がO型の子は(息子くん)、言葉で説明するより
目の前でやってみせてしまったほうが理解しやすいそうです


なので、ドッツカードはサラっと見せて
それを、ちゃんと応用できるように、動作をともないながら
数と触れ合ってきました

もし、「ドッツをやったから次はプリント!」
などしていたら、まるで違う結果になっていたことでしょう

こういったセンサーは
母親が自分の見栄や願望はよこに置き
今、目の前の子どもに向き合うことで、発揮され
臨機応変に対応できるようになるのだと思います

たとえば、
とても活発なお子さんで「家の中でおとなしく取り組みができない!」
といった場合
公園に遊びに行くときに
「家から公園まで何歩あるか数えようか?」
と数えてみたり、公園で
「宝探し!」と称して
葉っぱをひろって、
「どっちが多いかな?」
と数の量を確認したり、数えたり
「10枚と15枚だから、お母さんのほうが5枚多い」
というと引き算になります


今は、さまざまなメソッドやハウツー本もありますが
自分が納得できるものを取り組むのではなく
子どもを中心に置いて、模索していかれると
子どもの眼が生き生きと輝きだすことでしょう


長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました^^
質問があれば、ご遠慮なくコメントしてくださいね


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by manarin007 | 2008-12-08 18:53 | 知育
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