先日、ブックオフにふらりと行ったら
こんな本が売られていました
Surprises: Anthology Level 1.3 (Houghton Mifflin Reading)J. David Cooper John J. Pikulski
ネットでも良く紹介されているアメリカの小学生用の国語の教科書です
Amazon価格は3,344円ですが、さすがブックオフ
なんと 300円!!(はい、お買い上げ~)
絵本のようなカラフルな教科書ですが
公的機関にその大きな成果を認められ、
カリフォルニア州では公認教科書として
90%の学校で使われている質の高いもの
日本でもインターナショナルスクールなどで使用されているようです
1年生用は5冊あり、これはそのうち3冊目にあたります(1-3)
国語の教科書ということですがスペルや文法だけではなく
科学、地理、算数、国際理解などの分野も含まれています
たとえば、地図について絵本でお話が紹介されたあとに
ノンフクションでさらに地図や世界についての解説がつき知識を深めるようになっています
また、カイトのお話のあとには
作ってみよう!のコーナー
かわいい、ヤドカリくんのお話の次には
リアルヤドカリくんの生態について
フィクションのお話で興味づけをし、そのあとノンフクションの解説で
科学的な洞察力、思考力などをひろげようといった形式です
各回ごとに設問や、これをやってみよう、というアクティビティもついています
使用されているお話は絵本として市販されているものもあり
例えば、この絵本に見覚えのある方もいらっしゃるのでは?
英語本.comで音声を無料提供しているうちの1冊
「RED-EYED TREE FROG」も取り上げられていました
絵本ページのあとには、内容についての質問や
カエルくんの体長を測り、同じ長さのものを探してみよう!
などのアクティビティがあります
1冊の絵本から、こういうふうに他の事象と関連づけるというのは
子供にとって非常に興味深い体験となります
私が受講しました
チルドレン大学でもメイン教材のマザーグースをもとに
幅広い知識を身につけよう!ということで
これを調べてみたら、とか、これをやってみたらといった
学びの部分が、たいへん面白く、また自分自身の大きな財産となりました
それは提示されたことだけをするといった受動的なものではなく
その時その時の子供の状態をみつめ
何を、どのようにしていけばいいのか
自分自身で考えるといったプロセスを経験することで
教育に関してだけではなく子育てやしつけ、日々の生活すべてにおいて
役立つ知恵に繋がっていくと思います
我が家は1冊の本を最後まで読むのに非常に時間がかかります
単に文章を読んでいるだけではなく
途中、途中で息子といろんな話をするので
思いっきり脱線して、元にもどれないときもありますが(笑)
※もちろん子供にとって、どっぷりお話の世界に入り込む時間も必要ですから
毎回、毎回そういった読み聞かせをしているわけではありませんよ
「なかなか時間がとれなくって」という相談をいただくことが多いのですが
こういった感じで普段読んでいる子供のお気に入りの絵本から
どんどん知識を広げていけたなら
とても楽しく充実した時間をすごせると思います
一度おためしください
子どもの興味を伸ばす知恵が満載! チルドレン大学